今日は9月23日。
あの日からちょうど一年です。
胎盤つきとへその緒つきの子をひろった日から。
夕方力の限り鳴いていた子猫。
一年前の私は悩んでいました。
まだあの場所にいるのか・・・
誰かひろってくれてないだろうか・・・
どうしたら・・・
どうしたらいいのだろう・・・
夜が深くなっていくにつれ、仔猫の耳をつんざくような
鳴き声が耳から離れない。
そんな私の背中を押してくれたもの
それは・・・・
nekokotatsumikanさんのブログ
掲示板に生まれての仔猫があるところにいると聞いて
駆けつけた人
無職の身だから、
自分には時間があるということで育てられた。
育てあげた子はいずれは里親さんにもらわれていく。
三時間おきの授乳、便秘気味でどれだけ獣医さんに通っていたか。
みんなこの仔猫が無事に育つがかたずをのんで見守っていた。
名前が付いたときもまるで甥っ子のようによろこんだ。
すごかったあなたの行動
それは何も考えずに仔猫を救いにいったこと。
ここに消え行く命を助けた人がいる。
今その子はこんなにも幸せ。
その子は大悟
そして、私も茶トラの仔猫を拾いにいった。
目も開いていない双子の仔猫。
そして今日来たあの茶トラ達は里親さんの元で幸せに暮らしている。
あねあきさんのブログのなかで幸せそうに笑って暮らしている。
私の元に仔猫が来るたびに
惜しみなく里親の募集をして下さった。
あなたのブログがなければこの子たちは今生きていなかったでしょう。
草太・風花を育てたことで
私の意識も変わってしまった。
少しでも不幸な子を減らしたい、
保健所で毎日のようにガス室で殺されていく子をなくしたい。
猫の絶滅とかじゃなくて、このように死んでいく子を根絶したい。
このPCには
こげんたちゃんのサイトが入っている。
保健所で殺処分されてしまった子達の画像がある。
恐ろしくて、怖くて、ずっと見ることができなかった。
人間が作ってしまった、死ぬためだけに生まれた命
私の自宅の遠くないところに保健所がある。
保健所の所長さんと少し話せた時に、
「持ち込む人にはだいぶ言うのですが・・・」
目線の右手に建物があって、煙突が見える、
そして奥に慰霊碑があった。
いくつの命がここで消えていったの・・・
皆苦しんで苦しんで、安楽死なんかじゃ決してない。
若い所長さんだった。
仕事とはいえこんなむごいことをするのは
とてもとてもつらいだろう。
去勢手術と
避妊手術は大切。
「不幸な子を増やさない・作らないために飼い主さんは
去勢・避妊手術をしましょう。」
脇にはそんなパンフレットがおいてある。
飼い主さんだけが持ち込むのだけではなくて、
野良が産んだ子を持ち込む。
「この時期は毎日生まれたての子が持ち込まれますよ。」
去勢・避妊手術は飼い主の自由。
ここではそんな言葉は言えない。
奥にあった慰霊碑が今も目に焼きついている。
PCにあった画像が今も目に焼きついている。
どうか、みんなのきもちに耳をかたむけて下さい。
大ちゃんは大丈夫?
原さん体調はいかがですか?
ももちゃんはどうですか?
コメント欄の訪れる人たちの声を。
皆あなたの猫たちとブログとあなたを愛しています。
色々お世話になっておきながら立てつくようなことをしてすみません。
でも、これが私のきもちです。