皆様シルクの事でコメントを下さったありがとうございます。
ご自身の体験や温かい言葉を寄せて下さったり、
私の体調まで気遣って下さったり・・・
とても心にしみる言葉ばかりです。
シルクのことは今となっては野良の子として生まれてきた猫の
宿命だったとしか言いようがありません。
秋に生まれてきた子は月齢の小さいうちに冬がやってくるので
生き延びることが少ないのでしょう。
自分の宿命をシルクはわかっていたのかもしれません。
保護した時は日も当たらない北側の植え込みの中。
母ネコもそばにいたから、声さえだせば連れていってくれたのかもしれない。
歩くことも出来たはずなのに、冷たい土の上ずっといたこと。
命をつなぐために、野良猫は仔猫を生む。
その中で厳しい環境を乗り越えられた子だけが生きる。
亡くなることは自然淘汰ということになる。
言葉で表すとたんたんしているけど、
苦しそうに息をして、自分からえさも食べれず、やせ細っていくシルクの姿は
毎年多くの産み落とされては亡くなっていく仔猫の姿とダブってしまう。
生まれてきても生きていけないのなら、生まれてこないほうがいいということではなく
亡くなるときは保護もされずに苦しんで、苦しんで亡くなるいく子が少しでも減るように
なればとおもう。
淘汰の苦しみは人間ではなく、抵抗も出来ない仔猫が受けているのだから。
シルクが亡くなってからもうすぐ一か月になる。
今回一番世話をしていた長女はお線香に火をつけて、写真に語りかける。
時々シルクの思い出話をする。
もう12月も残り10日、みけは8歳になり、ぐれおは4歳になります。
シルクは小さい猫のまま、我が家の猫として心の中にずっと一緒にいるのです。
シルクが亡くなった日の夜は、みけがずっと長女のそばにいました。
普段は椅子の上や高いところ、寝るときは私の布団のところにいるのですが。
ちょっと不思議な光景だったので画像に収めてあります。
人間好きで人間くさいところのあるみけ、
泣きじゃくっていた少し長女も慰められたようです。
12月初旬に草太の通院のため、あねあきさん(草太・風花のママ)とお会いしました。
詳しいことはあねあきさんのブログに書いて下さいますが、
空助君とシルクを見てもらった獣医さんがてとても良い方だったので紹介しました。
わが家から近くそれに土日も診療して下さるので。
シルクが亡くなって間がないころに草風に会えたことは、診察のためとはいえ今回
とても慰められました。
体は大きくなっても、特徴はそのまま残っていました。
あねあきさんは草・風を本当に大事にして下さっています。
今回の病状ことでも納得のいくまで・・・こちらまで来て下さって。
本当に頭が下がります。
また、他の子の里親さん達からもご連絡を頂きました。
どの子も深く深く愛情を受けて、健康で不自由なく幸せに暮らしていること。
改めて感謝致します。
シルクに教えられ、
皆さんに教えらています。