お彼岸が過ぎてもまだまだ日中は暑いですね。
秋分の日の振り替え休日の日、
市の愛護センターで慰霊祭があったので行ってきました。
ここに来るのは2回目
いわゆる、飼えなくなった子達を
持ち込み殺処分を行うところです。
持ち込み日が決まっているので、
前回私はその日をさけて行きました。
子供の頃から、飼えなくなった仔は保健所へ・・・
その言葉は幾度となく聞くことはあり、
自分もずっとそう思っていました。
実際にそこへ持ち込んだこともなく、
本当によっぽどやむを得ない事情の人が
泣く泣く連れて行くのだと思っていたので、
自分には縁のない話だと思っていました。
色んな小動物を飼い、
死んでしまったり、
昔ですからいなくなってしまったり・・・
そのたびに泣いていました。
どんなに長生きしても、
自分が大人になるまでには
この仔達は先に死んでしまうのだなと。
人間は随分長生きだな、
この仔と自分の時間はちがうのだなと、感じた。
それでも、一緒の時間と年月を共有して、
最後の別れの時まで、たくさんの思い出が出来る。
そんな気持ちに行き着くようになった時には
三人の母となっていました。
かわいくて、愛おしくて
それでもなお別れは必ずやってくる、
苦しくて、胸がつまるような思いをしても、
最後まで一緒に小さな生き物と過ごす事。
小さな命は自分から家族を選べない、
一緒に暮らそうと思った時から、
責任という形で人は負うものだと思う。
だから、こんな所に連れてきてはいけない。
飼い主の無責任の代償を
小さな命がその命で償わなければいけないなんて
ひどすぎる。
生きたいと願っていた仔達がどれだけ消えていったのでしょうか・・・
ごめんなさいと手を合わせることしか出来ませんでした。
またセンターには何匹かの犬がいました。
里親をさがし中の仔達だそうです。
兄弟の仔犬、とってもかわいい。
見ていたら近づいて来ました。なんでこんな子がここにいるんだろう。
もう少し、場所を広げて、見やすいようにもするそうです。
仔犬がじゃれているのを目細めて見ている職員さんがいました。
以前来た時より、譲渡の仔が増えていました。
出来るだけ殺処分せずに譲渡しようという感じがありました。
幸せになれるように、いい人に飼われてほしい。
どうかどうか幸せの旅立ちをしてほしいです。
きっとここの職員さんが一番願っていると思います。
センター内に動物愛護関係の方もいらっしゃったので、
色々お話を聞くことができました。
また、お手伝いが出来たらと思います。